2014年7月20日日曜日

昇格と新人入楼の御報せ

旦那様姫様、いつも当靄聲楼をご愛顧賜り誠に有難う御座います。

さて、この度若衆の靄が幇間に昇格しました事と新人の丁稚が入楼致しましたのでこの場にてご報告をさせて頂きます。幇間(ほうかん)とは太鼓持ち、男芸者、太夫衆等とも呼ばれる格付けに御座います。
その為、靄は男の身では御座いますが遊女と共にお座敷にてお客様の接客を今後は致して参ります。
何卒、御了承下さいませ。

丁稚の直央(ナオ)は糸菊太夫の血縁、実の従弟に当たる少年でして、無口で引っ込み思案ながら真面目で真っ直ぐな少年であります。
この世界自体生まれ落ちて日も浅く、太夫を慕いてまだお喋りも不慣れながらも入楼したという頑張り屋に御座います。
当楼の旦那様、姫様はとても心お優しい御仁ばかりで御座いますので、太夫も入楼を認めたそうです。どうぞ皆様温かい目で成長を見守ってやって下さいますようお願い申し上げます。

既に靄、直央共に細見の更新作成が終わっております。どうぞサイドバー、またはラベルの細見帳よりご覧下さいませ。

尚、初見世は明日21日の月曜となっております。お座敷で見かけた際にはどうぞお声を掛けて頂きますよう、お願い致します。


これからも楼ともども変わらぬご愛顧、宜しくお願い申し上げます。


遊廓Bar 靄聲楼 従業員一同